「ただいま〜。」
その日、アスカは学校の帰りに、ヒカリと共に遊びに出かけて帰ってきたのは夕方近かった。
アスカは、そのままリビングへと顔を出すが誰もいない。
玄関にはシンジの靴があったので、先に帰ってきているはず。
リビングに居ないとすれば、後はシンジの部屋だけ。
アスカはシンジの部屋の襖を勢いよく開けた。
ガラッ
「何部屋に閉じこもってんのよ!」
そこでアスカが見たものは……
I miss you
Written by HTIK
「ア、アスカ………」
「な〜にやってんの…………よ………」
アスカはシンジの姿を見た瞬間、時が止まったような気がした。
シンジはベッドに座っていた。ズボン、そしてパンツを下ろして。
右手は、シンジのモノを握り、左手にはアスカのパンティが握られていた――――――シンジは自慰行為をしていた。
アスカは、シンジが何をしているか理解した瞬間、顔から火が出るような錯覚を起こす。
それは、
怒り―――
悲しみ―――
失望―――
まるで誰かに操られているかのように、アスカはシンジに近づくと、自分のパンティを奪い取り、思いっきり平手を食らわす。
バッシーン
「ひ、人の下着で何やってんのよ!!この変態!!」
バッシーン
再びアスカの平手が飛ぶ。
シンジは晒している自分のモノを両手で隠しながら項垂れるしかなかった。
「フンッ…………アンタがそんなヤツだとは思わなかったわよ!信じらんない!!」
「…………………ごめん。」
ようやくシンジの口から出た言葉は謝罪の言葉。
しかし、それはアスカの神経を逆なでするものでしかなかった。
「何がゴメンよ!!謝るくらいなら初めからしなきゃいいでしょ!」
「…………………」
「…………………………ミサトに言うわ。」
シンジは驚いてアスカの顔を見上げる。
「当たり前でしょ!こーんな変態と一緒に住んでるなんて!」
アスカは身を翻し、シンジの部屋を後にする。
シンジは慌てて、ズボンを穿いてアスカの後を追う。
「キャッ」
アスカがリビングに入ったとき、シンジは後ろからアスカにタックルする。
突然後ろからタックルされたアスカは、そのままその場に倒れこむ。
アスカの上にはシンジが圧し掛かる状態になっていた。
「ちょっ、何すんのよ!」
「ミサトさんには連絡させない!」
「くっ、この!離せ変態!!」
アスカは自分に圧し掛かるシンジにめがけて、渾身の肘鉄を食らわそうとする。
しかし、シンジはそれを予測していたかのように、少し起き上がって軽くかわす。
勢いの余ったアスカは、そのままうつ伏せから仰向けの状態になる。
シンジはすかさずアスカの両手を、左右一杯に広げた状態で押さえつける。
「離しなさいよ!!」
アスカは何とかシンジから逃げようとするが、シンジの力はアスカが思っていたものより強く、びくともしなかった。
「……………アスカが…………」
「え?」
「………………アスカが悪いんだろう!いつもバスタオル一枚でうろつくし!大体なんで一緒に暮らしてるんだよ!!もう一緒にいる理由なんて無いだろ!!」
シンジは知っていた。
あの戦いが終わった時、アスカはミサトから一人暮らしを薦められた事を。そしてそれを断わった事を。
最初は、アスカが自分に好意を寄せているからとも思った。
しかし、それは普段のアスカの行動からは考えられなかった。
でもそれは、ただ自分が楽したい為、使用人(=シンジ)がいるからだとシンジは考えていた。そして、自分を「男」として見ていないと……。
「そ、それは…………」
アスカはシンジから視線をそらした。
シンジに好意を寄せているとは、アスカは今まで言えずにいた。
それは拒絶される恐怖の為―――
くだらないプライドの為―――
不意に何かが近づいてくる気配を感じたアスカは、顔をシンジに向き直ると、そこにはシンジの顔があった。
「シン…ん」
そして、唇に触れる柔らない感触
「(………アタシ、キスしてる………)」
シンジと二度目のキス。
安らかな気分に支配されるアスカだったが、それは一瞬の事だった。
シンジはそのまま、唇をアスカの首筋へと這わせていく。
「あ?……イ、イヤ!シ、シンジ!」
アスカは身を捩り抵抗するが、シンジに押さえつけられている為、さしたる効果も無い。
シンジは突然押さえつけているアスカの両手をアスカの頭の上に持ってくると、左手一本でアスカの両手を押さえつける。
そして自由になったシンジの右手は、アスカの胸を揉みだす。
「イ、イヤ!ヤメテーっ」
いくら懇願してもシンジの行為は止まらない。
シンジはアスカのブラウスの胸元を掴むと一気に引き剥がす。
「イヤーッ」
ブラウスのボタンが飛び、アスカの肌、そして二つのふくらみを包んでいるブラがシンジの視界に晒される。
「あ、イ、イヤ………」
シンジはブラに手をかけ、上に押し上げる。
窮屈さから開放されたアスカの胸が勢いよく弾む。
「あぁ………これがアスカの胸………」
シンジはアスカの胸を直接揉みだす。
「あ、イ、イヤ……あ、あぁ!」
シンジの手が乳首に触れた途端、アスカはより大きな声をあげる。
「アスカ……感じてるんだね………」
「ち、違……あぁっ!」
シンジは右手でアスカの左胸を揉み、口でアスカの右胸を舐め始める。アスカの乳首を口に含み、舌でアスカの乳首を転がす。
「あ、あ、イヤ、ああ、あん(ど、どうして!?)」
アスカには理解できなかった。シンジに乱暴されているのに、感じ始めている身体。
それはシンジが相手だからなのか、それとも「オンナ」の身体だからなのか。
ふと左胸からシンジの手の感触がなくなったかと思うと、太ももにシンジの手が這い始める。
それは徐々に上に向かっていく。そして、アスカの秘所を包むパンティへと伸びていく。
「イヤーッ!」
アスカは力の限り暴れた。その勢いに、拘束されていた両手は自由になる。
アスカは慌てて身を翻し、ほふく前進の様に床を這いずりシンジから逃げる。
しかし、此処はリビング。逃げ場など最初から無い。
「シ、シンジ、お、お願い、もう止めて………」
アスカは壁に寄りかかり、両手で胸を隠しながら言う。
シンジは気だるそうに起き上がると、ゆっくりとアスカに近づいていく。
「イ、イヤ………こ、来ないで」
徐々に近づいてくるシンジに、アスカは恐怖を覚え、身体を震わせていた。
シンジはアスカに近づくと、アスカの両足を掴む。
「イヤッ、イヤッ」
アスカは両足をばたつかせて抵抗するが、何の効果も無い。
シンジは掴んだアスカの両足首を高々と持ち上げる。
シンジによって両足を掲げられたアスカは、壁からずり落ち、後頭部と肩だけが床についている状態になる。
そしてシンジは、両足を掴んだままアスカに圧し掛かっていき、アスカは、両膝がアスカの両肩につくくらいに窮屈な格好をさせられる。
「イヤーッ、ヤ、ヤダッ」
シンジの眼前には制服のスカートがめくれ上がり、パンティが晒される。
「ハァハァハァ」
アスカの内股には、荒いシンジの息遣いが感じられる。そして、アスカのパンティにシンジの手がかかる。
「ダ、ダメーッ、そ、それだけは許して!!」
アスカの懇願はシンジには聞こえていなかった。
シンジに頭の中にあるのは目の前にあるパンティの中に隠されている秘所の事だけだった。
シンジはアスカの両足を少し閉じさせて、一気にパンティを脱がした。
「イヤーーーーッ」
あまりの恥ずかしさに、アスカは両手で顔を覆う。
しかし、現実にはシンジに自分の秘所を晒している事実は変わらない。
「これが………アスカのマ○コ…………」
「イヤッ、み、見ないでーっ」
アスカは暴れて必死に逃げようとするが、すでにシンジに抱きかかえられている状態では、足をばたつかせるだけが精一杯だった。
「…………綺麗だ…………グロくて、とっても綺麗だ……………チーズみたいな匂いがする。」
「そ、そんな事しないで!」
アスカは両手の隙間から覗いてみると、そこには自分の股間に顔を寄せているシンジの顔が映った。
シンジが自分の秘所の匂いをかんでいる。あまりの恥ずかしさに、アスカの瞳から一筋の涙がこぼれる。
シンジはゆっくりと両手でアスカの秘所を開いていく。
「イヤ、イヤ、ヤメテッ」
アスカは両手でシンジの顔を自分の秘所から遠ざけようとするが、いくら押してもシンジの顔が自分の秘所から離れなかった。
「こうなってるんだ………あ、これって………」
開いたアスカの秘所の上に、小さな突起物―――クリトリスが見えた。
シンジはクリトリスを指先で触る。
「い、痛い!」
突然の痛みにアスカの身体は弓そりになる。
「あ、ご、ごめん。優しくするね………」
「いや、もうやめてよぉ………」
アスカは涙目でシンジに懇願するが、シンジはアスカの顔は見ていなかった。
もはやアスカの抵抗するだけの気力は無かった。ただシンジにされるがままだった。
シンジはアスカの秘所に舌を這わせる。
「ひっ!」
突然の感触にアスカは小さな悲鳴をあげる。
「あぁ、アスカのマ○コ、美味しい。」
シンジは一心不乱に、アスカの秘所を舐めつづける。
「あ、あ、いや、あ、あ」
秘所から流れてくる快感にアスカの身体は小刻みに揺れる。
シンジは、ふとアスカの秘所から自分の唾液以外のものが溢れているのに気付く。
「アスカ、感じてるんだね。愛液が溢れてきたよ。」
「う、嘘!ち、違うわ!」
「嘘じゃないよ、ほら。」
そう言ってシンジはアスカの秘所に指を突っ込む。
「い、痛っ!」
そして、その指をアスカの顔に近づける。
アスカの眼前で濡れたシンジの指が、糸を引く。
「違う、違うの!」
アスカは頭を左右に振って否定するが、シンジの指についているのは紛れも無くアスカの愛液だった。
シンジは再び、ゆっくりとアスカの秘所の中に指を挿入していく。
「あ、い、いや、あ、あ、あ」
今度はゆっくりと指を引き抜いていく。
「あっ、あん、あ、あ」
そして徐々に指の出し入れするスピードを速めていく。
それに伴い、アスカの秘所からは、愛液が溢れ出し、アスカの腹部へと流れていく。
「あ、あ、あ、あん、ああん、あ、あ、あ」
アスカの秘所に指を出し入れしていたシンジだったが、今度は愛液に濡れた指でクリトリスを弄り始める。
「ひぃっ!」
アスカは悲鳴にも似た喘ぎ声を上げ、身体を弓ぞりにする。
「やっぱり、此処が感じるんだね………」
シンジは右手の人差し指でクリトリスを撫でまわし、左手の人差し指を秘所の中へと出し入れし始める。
「あ、い、いや、あん、だ、あ、だ、ダメ、あ。」
シンジはアスカの様子等お構い無しに、愛撫を止めない。そして、
「あ、あ、い、あん(イク、イッちゃう)、ダメ、あ、ああっ!……………」
絶頂を迎えたアスカの身体が、ビクンと大きく跳ねたと思ったら、小刻みに震えだした。
「あれ?アスカ………もしかして、イッちゃったの?」
「ハァ……ハァ……ハァ……」
アスカは肩で息をしていた。
「もう大丈夫だよね。」
「え?」
シンジはゆっくりとアスカの身体から少し離れる。
「あ……」
今までの窮屈な格好から開放されたアスカは、一瞬安堵した。
しかし次の瞬間、シンジはアスカの両足の間に身体を入れた。
「え?な、何を………」
シンジはズボンを下ろし始める。
「いやぁ、もうやめて…………」
次にシンジがする行動。アスカは頭ではわかっていたが、体が動かなかった。
くちゅ
「あ!?」
自分の秘所に暖かいモノが触れた。
「いくよアスカ………」
「いやぁ………」
「あれ?」
シンジは自分のモノをアスカの秘所にあてがい、挿入しようとする。
しかし、シンジのモノは挿入されず、アスカの秘所の上を滑るだけだった。
「あれ?あれ?」
「あん、あ」
焦れば焦るほど、シンジのモノはアスカの秘所の上を滑るだけだった。
「あ、あれ?入ら……うっ!」
シンジの怒張したモノは、秘所の入り口での快感に耐え切れず、挿入しないまま果てる。
シンジのモノからは勢い良く白濁液が飛び出し、アスカの胸元まで飛んでいた。
「あ…………終わったの…………」
胸元に感じる暖かい液体の感触に、アスカは終わったと思った。しかし、アスカの視線の先にあるシンジのモノは出したばかりとは思えないほど、いきり立っていた。
「まだまだこれからだよ!」
「きゃあ!」
挿入もしないで果ててしまった自分が情けなかったのか、シンジは乱暴にアスカの身体を引き寄せ、自分のモノをアスカの秘所へとあてがう。
「あ……」
そして、シンジのモノの先がアスカの秘所の中へと入る、
シンジは、ゆっくりと力強く、自分のモノをアスカの秘所の中へ挿入していく。
「いっ、痛い!、痛い!、や、やめ、ぐっ!、かはっ!」
シンジのモノが自分の秘所へと徐々に入ってくる度、アスカは身体が股間から引き裂かれるかのような錯覚に陥る。
「も、もう少しで、ぜ、全部入るよ……くっ」
シンジは自分のモノが締め上げられる快感に耐えながら、徐々にアスカの膣内へと入っていく。
そして―――
ブチッ
アスカの処女膜が破られる。
「(あ………)」
実際に音がしたわけではないが、アスカはたった今、処女膜が破られたのを痛感した。
「は、入った!……くっ、アスカのマ○コ、き、きつくて、き、気持ちいい!」
シンジは快感に耐えながら、腰を前後にゆすり、ピストン運動を始める。
「い、痛い!、う、動かないで!、痛い!、痛いの!」
アスカは両手をシンジの胸元につき、シンジをつき跳ねようとする。
しかし、シンジはアスカの両手を掴むと、そのまま左右に広げ、アスカに自分の身体を圧し掛ける。
「ぐっ?かはっ!、い、痛い!、も、もう、ぐっ、や、止めっ、ぐっ」
アスカは痛みで言葉を満足に発する事も出来ずに、ただ口を大きく開けて、呼吸するのが精一杯だった。
シンジは体をアスカに預け、徐々にピストン運動を速めていく。
「あ、アスカの膣内
シンジの言葉を聞いたアスカは、体中から血の気が引くような錯覚を受ける。
「ダ、ダメ!、ぐっ!、な、膣内
アスカは必死に抵抗するが、シンジに圧し掛かられている為、身動き1つ取れず、足をばたつかせるだけだった。
「イくよ!?イくよ!?」
さらにシンジのピストン運動が速くなっていく。
「ダ、ダメーーーーー!!」
「くっ!」
次の瞬間、シンジの動きが止まる。
そして、自分の膣内
アスカは、膣内
「あ…あ…あ………イヤーーーーー!!!!」
そして、アスカの瞳から一筋の涙がこぼれ、その蒼い瞳は輝きを失った。
「で、出る!」
あれからどれだけの時間が経ったのだろう。
シンジは何回目かの射精をしていた。
既にシンジの精液は、アスカの膣内
「ハァ、ハァ、ハァ………」
シンジは自分のモノをアスカの秘所から引き抜く。
するとアスカの秘所からは、勢い良くシンジが出した精液が流れ落ちる。
「ハァ、ハァ、ハァ………」
シンジは、このとき初めて、アスカの顔を見た。
アスカの顔には、シンジの精液がまとわりつき、どこか一点を輝きを失った瞳で見つめていた。
「…………僕は……………僕は!」
シンジは頭を抱える。今まで自分がしてきた行為に。
シンジは壊してしまった。同居人の彼女を。
シンジは壊してしまった。辛い戦いを乗り越えた戦友の彼女を。
そして、好きだった彼女を―――
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
シンジは泣きながら絶叫する。
しかし、もうアスカの瞳が再び輝く事は無い。
アスカを犯した事実は変わらない。
それを証明するかのように、アスカの秘所からは止め処も無くシンジの精液が溢れ、流れて落ちていた。
<END>
後書き
久々某所用のお話を書いたかと思えば、陵辱モノですか?しかも、初のアスカ嬢ネタなのに?>俺
どうも、ラブラブなお話って、書き辛いんですよ。なんか会話&擬音だけで終わってしまいそうで。
と書きながら、一応ラブラブネタがあったりします(汗)。まだまとまっていないので、書く予定はありませんが。
これを読む人がいるか判りませんが、俺のイメージしたシーンと読んだ方のイメージしたシーンが合えば良いなと思う今日この頃。
しかし、某所用って、まだ書き馴れんわ。
2002/04/11 HTIK
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